法的整理を活用した介護施設の譲渡

多額の借入金のため、引き受け手を探すことが困難であったが、法的整理を活用し、事業を地域に存続させることができた。
事業規模

医療法人/売上20億円/介護老人保健施設、サ高住 等

支援期間

約3年間

課題

新たに事業展開をしたサービス付き高齢者向け住宅の稼働が伸び悩み、当初予定していた計画を下回ってしまい、借入金の返済のめどが立っていない法人であった。その結果、法人全体の資金繰りにまで影響し、第三者への承継を模索するも引き受け手がない状態であった。

取り組み

金融機関と長期間にわたり協議し、債権カットを前提としてスキームにて地域の介護事業を存続させる方向に合意していただく。弁護士やスポンサー候補とも連携しながら法的整理のスキームを活用し、金融機関からの債務を免除と併せてスポンサー企業への事業譲渡を実現。

結果

長らく事業不振に陥っていた事業をスポンサーに譲渡することで黒字化が実現。

成功要因

経営改善のコンサルティングの余地を含め、適切な事業評価を行った上で、事業者、金融機関と密に協議したことで、金融機関側も債権カットに応じることに合意していただけた。探索当初から3年程度経過するなど一定の期間を要したが、資金力とマネジメント力のあるスポンサーに譲渡したことで、経営改善が実現された。

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